工場・店舗の屋根をリフォーム

新しいカバー工法「間接固定工法」

2018年07月02日 16時05分

間接固定工法では、従来のスレート屋根についているフックボルトを使って、まず下地となる金属板を設置します。直接固定工法のように、既存スレートに穴を開けることがないので、スレート片が屋内に落下することがありません。そのため、屋根の敷設作業を行いながら、ラインを止めずに操業を続けることができます。
 
間接固定工法では、屋根が二重になることで空気の対流が起きて、結果、遮熱性能が向上するということは既にお話ししました。しかし、この間接固定工法とあわせて使用することで、劇的な遮熱効果を実現する素材があります。宇宙工学から生み出された最新遮熱材です。
 
  • 遮熱
最新の反射絶縁材料として、宇宙産業にも取り入れられた「リフレクティックス」。アメリカの宇宙工学が生み出した最新テクノロジーを使って遮熱効果を最大限に引き出します。
 
  • 遮熱工法について
工場や倉庫は、暑さ寒さの影響をダイレクトに受けやすい建物です。快適な作業環境を実現するのであれば、パワフルな空調設備が必要になります。しかし、建物自体に遮熱・断熱効果を持たせることにより、従来の電気代を大幅に削減することができます。「リフレクティックス」は、夏の直射日光が降り注ぐ屋根からの輻射熱を99%削減する能力を持っています。
 
これまでの断熱材は、熱の伝わるスピードを遅らせるというものでした。そのため、時間が経つと温度は確実に上昇していきますが、「リフレクティックス」の場合は「遮熱」という特性を持っているので、屋根から建物の内部に届く熱量が大幅に削減されます。
 
間接固定工法「ゼロディールーフ」と、宇宙工学が生んだ最新遮熱素材「リフレクティックス」の組み合わせは、夏に涼しく、冬は暖かい労働環境を実現します。これは電気代の削減、そして従業員の労働意欲向上による、作業効率の向上にもつながるでしょう。
 
もちろん、「リフレクティックス」は一戸建て住宅やビルなど、他の建築物にも応用可能です。高気密住宅、床暖房の効率アップやビル外壁から伝わる熱を遮断することで、ビル内の空調効率をアップさせることも可能でしょう。
 
  • 新しいカバー工法と最新遮熱素材でコスト削減
新しいカバー工法「ゼロディールーフ」と、宇宙工学が生んだ最新遮熱素材「リフレクティックス」は、老朽化したスレート屋根を持つ工場、倉庫などに最適なリフォームソリューションです。
 
新しいカバー工法は、ラインの操業を止めることなく、美しい外観を持つ屋根に改装します。また、リフォーム作業と同時に「リフレクティックス」による遮熱加工をすることで、光熱費を大きくカットし、労働環境の向上により、スタッフのモチベーション維持にも効力を発揮します。